新日本100名山 東鳳翻山
2012年9月26日 山口県の東鳳翻山(ひがしほうべんやま)に登ってきました。名前が変わっているので、すごく興味を持った山である。「ウソも方便」というが、鳳(おおとり)が翩る(ひるがえる)と書く。そのように、山容は尖った山頂から、ゆるやかに羽根を拡げたように尾根が広がっている。山口市内から10分と近く、多くの人が楽しんで登っている山だ。青空の中、初秋の登りを楽しんだ。
  新日本100名山。  734m。
東鳳翩山山頂風景。ゆったりした時間が流れる。 11:09
山口市内から、県道62号線を北上し、錦鶏湖の北端で左折すると、スポーツ広場駐車場。道端に秋のヒガンバナ(マンジュシャゲ)、コスモスの花咲く道を、ゆったりと歩いていく。 どこに登山口があるのだろうと不安になってきた頃、右に“東鳳翻山・登山口(二ツ堂コース)”の看板が現れた。
東鳳翩山:地図 《野の花 ヒガンバナ(マンジュシャゲ)》 8:26
錦鶏湖の向こうに、東鳳翩山方面を望む  8:27
青空の中、ヒガンバナ咲く道を、
駐車場から登山口に向かう。 8:47
コスモスの花も咲いている
(駐車場から登山口に向かう) 8:48 
青空の中、ヒガンバナ咲く道を、
駐車場から登山口に向かう。 8:52
東鳳翩山登山口の看板があった
(二ッ堂コース) 9:01 

 
登山口のコンクリートの階段を登るのがスタート。山腹に沿って、だんだん登っていく。
木段を登ったり、すべりやすいそうな土道を登ったり、山腹に沿った道は、やがてつづら折になる。急坂なので、わざと九十九折の道にしてあるようだ。手入れがされている。やがて急坂を登りきると、展望が開け、山頂が迫ってくる。「笑って暮すも一生」と書かれた幟がぶら下がっている。犬を連れた老夫婦と一緒に休憩。山の話が弾む。
登山口から、まず石段を登る。 9:02 山腹に沿って、徐々に登っていく。 9:05
木の階段を登る。 
これからどうなることか・・。 9:10
登山道は、石を削り、きれいに
整地されている。 9:15
シダが増えてきた。 9:18 山腹の明るい道を登っていく。
急勾配では、つづら折。 9:21
坂登りも一段落。おぉ、
東鳳翩山・山頂が見えた。ここで休憩。 9:38
東鳳翩山・山頂を見ながら、ここで休憩。
「笑って暮らすも一生」 9:39

 
休憩所から、徐々に登って歩いていくと、右手にナマナマコースとの分岐。ここを直進。杉林に入り、ごろごろした石の多い道を登っていくと、主稜鞍部に到着。明るい尾根道になる。木段を登るも、青空の下の歩きで、清々しい。道縁には、カワラナデシコやノジギクなど、花が現れて楽しい。突き当たりに、中国自然歩道の経路図看板が現れた。左折して登りきったところが山頂。
右折するとナマナマコースへ。
だが、直進。 10:01
ごろごろした石の多い道を登っていく
先の老夫婦、足取りは速い。 10:19
主稜鞍部に到着。
山頂は左折。 10:25
木の階段を登っていく。
 山頂への急勾配だ。 10:31
《山の花 カワラナデシコ》 10:36 ススキの穂がなびき、秋の
陽射しが明るい。 10:37
またもや、木の階段を登っていく。
10:38
木の影が、まるでトンネルの
ような、道を進む。 10:41
山頂への最後の坂を登って行く。秋の風情・・芒がきれい。 10:42
展望が開け、山口市内が見える。 10:44 青空の下、木の階段をトントンと登る。 10:44
看板・・中国自然歩道・経路図 10:46 おぉ〜、あれが 山頂だ。 10:47 

 
山頂は、360°の展望! 山口市内を見下ろしたり、隣の西鳳翻山を見たり、一緒になった、犬を連れたご夫婦と話したりしている間に、牧師さんらしい外人の方や、女性の人が次々と登ってきては、感動の声を上げる。ゆったりした時間が過ぎる。
東鳳翩山・山頂 10:48 三等三角点 (東鳳翩山・山頂) 10:48
山頂から山口市内方面を見下ろす。 11:10
西鳳翩山を眺める
(東鳳翩山山頂) 10:50
犬を連れた健脚の夫婦と
一緒にの〜んびり 10:50 
記念撮影
(東鳳翩山・山頂) 10:54
ダツヤ山方面を眺める
(東鳳翩山山頂) 11:14

 
山頂の景色を楽しんだあと、下山開始。登りでは気づかなかった花も見つける。途中で、展望の良い場所に。『見上げると山頂、見下ろすと錦鶏湖』。分岐のナマナマルートは、予定(秋芳台)の時間があるため、行かずに、登って来たルートに。
景色をゆったりと楽しんだ後、
山頂を後にし、下山開始。 11:19
《野の花 オミナエシ》 11:20
下山は余裕で、ゆっくりと。 11:22 《野の花 ノコンギク》 11:26
主稜鞍部の分岐。 右に下りる。 11:30 陽射しが明るい。 11:31
下り途中、改めて山頂を仰ぐ。 11:56
木々の隙間から、錦鶏湖が見える。 11:53 山腹の道を下っていく。 11:56
登山口に到〜着。 12:28 田畑のあぜに、ヒガンバナの赤色がきれい。
 12:34

 
 せっかく山口に来たのだから・・秋芳洞・秋芳台と萩に足を向けました
  @・A 秋芳洞・秋芳台・・・ この草原は、東鳳翻山からも見えていた。
                   自然の力に、改めて感動
  B・C・D 萩・・・松蔭神社、県立博物館、白壁の町を見物
                   人間の力にも、感動

秋芳:@ ひろびろと石灰石の上に、秋芳台。 16:24
秋芳:A 秋芳洞(石灰石が、水に映って幽玄)
15:23
萩:B 松陰神社 8:23
萩:C 松下村塾(こんな所から逸材が・・) 8:37 萩:E 白壁がきれい! 萩 11:26