2015年11月22日  丹波・但馬県境(たんたんトンネル横)にある、高竜寺ケ岳(こうりゅうじがたけ)に登った。 今回は3回目だ。1回目(2008年)は12月なのに半そで姿でぽかぽか陽気。2回目(2009年)は、同じ頃で雪景色。では、今回は・・12月になっていないので、ブナの落ち葉をかき分けていく、秋を堪能する景色だった!3回とも違う姿を見せてくれた。この山へ行きたかったが、やはり大阪から遠くて足が向かなかった。しかし・・・今回は、福知山駅まで列車。宿泊したシルク温泉の送迎バスを利用。登山口までシルク温泉のバスで送迎して頂いた。 これなら来れる! カニも食べた!
 697m。 丹後富士。
 高竜寺ヶ岳、山頂風景。 11:53
 
シルク温泉は、豊岡市正法寺にある。前夜、その“美人の湯”に浸り、たんたんトンネルまで送迎頂く。登山口から、落ち葉の中を峠まで、ジグザグと登っていく。峠付近まで来ると、木々の間から、高竜寺ヶ岳が顔を出した。
庭の向こうに朝もやがある風景。
(シルク温泉から) 7:55
高竜寺ヶ岳登山口の表示。 9:55
さぁ、出発です。 9:57 林道を登っていくと、ここからが
高竜寺ヶ岳の登り口。 10:10
枝に「へだら」という樹の名前が。
(ヒサカキの事だそうです) 10:20
落ち葉を踏みしめながら、
登っていく。 10:21
“休み石”に到着。小休止。
(右に“たばこ石”と書いている) 10:26
足元は、大きな石塊。
すべらないように、注意。 10:31
樹木が開け、高竜寺ヶ岳が現れた! 10:36
尉ヶ畑峠に到着。小休止。 10:38 尉ヶ畑峠で、小休止。 10:43

 
尉ヶ畑峠で小休止。落ち葉で覆われた林道を進む。途中、標識に沿って、右の尾根道に。急な坂を登っていく。木段がある急坂を登れば、平な道。景色を楽しんで進むと、また急坂。数回繰り返しての登りだ。最後に、ブナ林の落ち葉を踏みしめてのジグザグの急坂を登り切ると・・・山頂!
林道を、やや下っていく。10:48 落ち葉の道を、気持ちよく歩いていく。 10:51
ここで、右の尾根道に入り
登っていく。 10:52
尾根道を登っていく。
先方に、木段が見える。 10:54
尾根道の急坂を登っていく。 11:01 あまりの景色に、皆うっとり。 11:03
秋色の景色が拡がる。 11:03
さぁ、ブナ林の中を、登っていく。 11:06 ブナ林の中を、登っていく。 11:10
しばし、風景にみとれる。 11:12
〈山頂まで30分〉! 11:13 “山頂まで30分”別の表示は、“21分”。
どちらにしても・・山頂まで、急登の道。 11:15
山頂まで、もうすぐだ! 11:20 山頂間近い。あそこが、山頂だ。 11:26

 
山頂だ! 曇り空だが、四方は見える! 小天橋、大江山、郷路岳・・・!
3回目なのに、郷土に帰ったような気持ちだ。
山頂に到〜着! 11:28 山頂には、周囲の山名が書いてある。
(ゴーロ岳は、郷路岳だった) 11:31
三角点。 11:49 記念写真 (高竜寺ヶ岳山頂にて) 11:52
高竜寺ヶ岳、山頂風景。 11:53
高竜寺ヶ岳・山頂風景。 11:54

 
山頂での昼食休憩を楽しんだあと、来た道を下山。落ち葉に滑らないように気をつけて。でも、すたすたと気持ちの良い下山でした。
さぁ、下山開始。 11:58 ブナ林を、ジグザグと下りる。
(皆、下りる速度、速い!) 12:02
尾根道から、林道へ合流する。 12:17 落ち葉の、もと来た道を下っていく。 12:17
落ち葉が敷き詰められた道を戻っていく。 12:30 登山道終点の丸木橋に到〜着。 12:43
たんたんトンネル横の登山口に到着! 12:52 たんたんトンネル横の駐車場で、バスを待つ。
 12:55
 
宿泊したシルク温泉の【美人の湯】写真は、ありませんが・・・。カニ鍋。 高齢者揃いなので、カニフルコースは避けて『かに鍋』で。でも満腹!温泉の前には、“田んぼアート”の名残が。
今年のテーマは《コウノトリ》だったようです。来年は何かな?
これが・・カニ! 18:19 焼きガニです。 18:28
田んぼアート。今年は『コウノトリ』
(シルク温泉から)。9:00
シルク温泉の宿泊棟入口。 9:01


2009年12月19日 丹波・但馬県境(たんたんトンネル横)にある、高竜寺ケ岳(こうりゅうじがたけ)に登りました。 700mにも足りない低山ですが、やはり日本海側だけあって、500m位からブナ林になります。昨年は、同じ頃に登りましたが、山頂で半そで姿・・・。なのに、今回は、うって変わって雪景色。でも、前日まで雪が降っていて、思わぬ樹氷を見ることができました。 青空・無風。
高竜寺ガ岳・山頂!真っ白い山頂は、私たちだけ! 14:07
まずは、たんたんトンネル横登山口で記念撮影。その内6名は、雪が吹雪出したので、たんたん温泉組。4名で出発。ところが、林道から山道へ入ったとたん、青空に。前日までに降った、さらさらの新雪を歩いて行きました。
記念撮影 (高竜寺ガ岳・登山口にて) 12:00 新雪の中、いざ出発 12:05
登山口。 
林道を左折。ここから 12:20
少し歩いただけで、前日来の雪で、
樹氷出現 12:34
透けた木の間から、遠方の雪山が見える 12:45 尉ガ畑峠手前から、高竜寺ガ岳を見上げる 12:52
もうすぐ、尉ガ畑峠 12:53 尉ガ畑峠に到着。 小休憩 12:54

峠から尾根道への歩き。みごとな雪化粧で、木の影が白雪に映える。 尾根道からは、右手の広葉樹林・ブナ林に、思いがけない樹氷を見ながらの登り。急登も、さらさらの雪で、なんのその。 『あと10分』の看板も雪の中から見つけた〜。
正面は、高竜寺ガ岳。 
木々の影が写る道を進む 13:12
記念撮影。 『山頂入口』・・・
『入口』を隠せば、『山頂!』 13:14
みごとに雪化粧した尾根道を登っていく 
13:16
尾根道の右は、みごとな樹氷!
 13:19
尾根道の登り途中。 北東方面の下方は、樹氷がきれい 13:19
休憩のベンチも、雪に覆われ、ロール状 
13:28
道を横切る、鹿の足跡 13:34
『山頂マデ30分』の標識。 
ここからが、急坂が続くのだ! 13:44
さらさらした新雪を散らして、
登っていく 13:44
急坂を登っていく。
後ろを振り返る 13:46
ブナに吊るされた看板発見!
 『あと10分』 13:54
樹氷に飾られたブナ林の道を
登っていく! 13:59
山頂からの強い光が、
雪道を照らす 14:02


雪の山頂! ふわふわした、マシュマロのような山頂風景を見て下さい。
昨年と、大違い!
おぉ〜。 山頂だぁ〜 14:03 山頂の、ユニークな方角標識 14:10
高竜寺ガ岳・山頂風景。 真っ白い山頂は、私たちだけ! 14:15
記念撮影
 (高竜寺ガ岳・山頂にて) 14:14
あれは、雷鳥か?、白鳥か? 
鳥の形の雪模様 14:17
東南に、大江山を望む (山頂から) 14:18 山頂のあずまやから、日本海方面を遠望  
14:20


山頂からは、登ってきた踏み跡を、歩くというよりも・・・滑り下りる。
すいすいと、時間も半分だ! 満足。
山頂から、もと来た道を下山する 
14:24
下りの尾根道。 
登ってきた踏み跡を、戻っていく 14:33
尾根道から、東を見る・・・まだ、みごとな樹氷 14:38 尾根道も終点。林道と交わる 14:43
尉ガ畑 (じょうがはた)峠から、
山腹を下山する 14:58
登山口の橋に到着 15:10
図柄がかわいい、たんたんトンネル 15:18 登山口へ到〜着 15:19

  高竜寺ケ岳に登ったあと、山頂から見えていた、久美浜・小天橋の
  民宿で、忘年会だったのです。久美浜湾越に見た高竜寺ケ岳は
  《熊野富士》と呼ばれるそうです。その写真と、蟹料理の一部を  ちらり!
久美浜湾の向こうに、《熊野富士》高竜寺ガ岳を遠望 (京丹後市久美浜町湊宮にて) 8:27
おいしかった〜  
新鮮なお造り (民宿にて) 17:36
おいしかった〜 
 ボイル蟹 (民宿にて) 17:38




2008年12月20日
 丹後・但馬国境にあり、丹後半島最高峰の高竜寺ケ岳(こうりゅうじがたけ)に登りました。さすが、日本海に近い地域にある山だけあって、標高500mあたりから、すばらしいブナ林が登山道横に展開します。日本海側からは、富士形に見えるため、《熊野富士》に異名を持ちます。この年末にしては、考えられない快晴と暖かさで、山頂からの360°展望を楽しみました。   697m
高竜寺ケ岳:但東町方面から遠望する、高竜寺ケ岳の山容 11:29

丹後・但馬国境すなわち、京都府と兵庫県の県境にあります。 その名も“たんたんトンネル”を抜け、京都府に入った所が登山口。林道から、左手の山道に入っていく。雑木林の中の道は、歩きやすいが、傾斜はきつくなる。 途中、『休み石』と名づけられた石が。 やがて広葉樹が多くなり、落葉で展望が良くなった道を登りきると尉ガ畑峠。 ここで昼食。 ともかく、快晴!
たんたんトンネル入口。
 但東町側から 11:33
高竜寺ケ岳登山口 
(たんたんトンネル出口すぐ・但東町側から) 11:41
登山口は、たんたんトンネル
(京丹後市側)の横 11:43
しばらく林道を歩き、ここから
左手・山道へとりつく 11:53
“休み石”で、立ち休憩 12:09 傾斜がきつい登り道。 
途中、すべりやすそうな石 12:14
コナラ・リョウブなどの広葉樹が
増えてきた 12:17
落葉した広葉樹のすきまから、
山頂が見える 12:19
尉ガ畑(じょうがはた)峠に到着。
 ここで昼食 12:21
大江山を遠望 
(登山途中、尉ガ畑(じょうがはた)峠から) 12:34

峠からは、稜線を登っていく。 左手の但馬(兵庫県)側は、植林帯。 右手の丹後(京都府)側は広葉樹の自然林。 海と山、どちらを生業としてきたかが判り、違いを感じさせられる。標高500m付近からは、みごとなブナ林! 樹林のすきまからは、日本海の展望が得られ、登りながら、ブナ美林に包み込まれるようであった。急登を登り切れば、そこは山頂。
尉ガ畑(じょうがはた)峠から、山頂に向う 12:45 間違いやすい場所には、標識がきちんと 12:45
イワウチワの葉・・・目立つ 12:46 山肌が露出して、ヤセ尾根風の
道を登っていく 12:51
おぉ、ブナ林の向こう、北側には
日本海が見える 12:55
立派な、ブナ林の稜線を登っていく 
12:56
広葉樹と檜林がくっきり分かれた稜線を登る 
12:59
丸太のベンチで、一休み。 
遠方には、日本海 13:01
“山頂まで30分”の看板。 だんだん急坂 13:13 一面ブナ林・・急坂を登っていく 13:17
急坂を振りかえる。 
一面ブナ林(手前は、コナラ) 13:18
“あと10分”! がんばるぞ〜 13:22
こんな低山なのに、ほれぼれする・・ブナ林 
13:24
ブナ・コナラ・・・道に敷きつめられた落葉 
13:27


山頂では、この時期・この地方では、考えられない快晴と暖かさ。存分に、360°の景色を楽しみ、ゆったりした時間を得ました。

眼下に広がる日本海がくっきり。『あっ、天橋立だ!』ということで早速、股のぞき・・・。よ〜く地図を見ると、そこは久美浜湾・小天橋
(しょうてんきょう)でした。

丹後半島も、大江山、東床尾山をはじめとする山々もぐるり。
小学生が作った記念碑 
(山頂の広場にて) 13:36
快晴下の、山頂広場風景 13:41
山頂に到着〜!
北方に、依遅ガ尾山(いちがおさん)が見える 13:34
記念撮影 
(高竜寺ケ岳・山頂にて) 13:39
快晴の山頂風景。 
標識が360°を指している 13:44
久美浜を“天の橋立”と間違って・・
股のぞき! 13:44
山頂から、大江山を遠望 13:46 山頂の“あずまや”から、久美浜・小天橋を眺める
 13:49


下山は、登ってきた道をおりていきます。
充分に景色を堪能したあとなので、トントンと快調ペース。
コナラ・ブナ・リョウブの広葉樹の中、
下山する 14:20
ヤセ尾根風の道を、注意しながら下山する 
14:27
“山頂入口”に、戻ってきました 14:29 尉ガ畑(じょうがはた)峠を過ぎ、
明るい広葉樹の道を進む 14:37
丸木橋を渡り、林道手前の登山口に着く 14:58 たんたんトンネル(京丹後市側)
と、その右側の駐車場・登山口 15:09

この夜は、久美浜の民宿で『カニを堪能して・・忘年会』なのです。
小天橋から、久美浜湾をはさんでの高竜寺ケ岳は、まさしく熊野富士!  
山頂からのワイド写真と一緒に、今年最後の、お・ま・け。
大江山方面を遠望 (快晴の、山頂にて) 13:34
久美浜湾や小天橋が望める日本海側の景色を楽しむ(快晴の、山頂にて) 13:43
久美浜湾風景。
遠方に、熊野富士・高竜寺ケ岳 16:09
久美浜湾。
遠方に高竜寺ケ岳 16:09