2013年7月27〜29日 長野県・岐阜県境にあり、涸沢の右上にある《北穂高岳》(通称キタホ)に登ってきました。 1日目は涸沢小屋に泊まり、2日目に日本一高い山小屋『北穂高小屋』に宿泊して、ゆったりとした時を過ごす・・のが目的だった。 ところが、今年はなんと、異常気象! 7月になってから、1日も晴れた日がないというではないか。山頂に到着するやいなや雨が降りだし、下山も雨中行進。でも、天候のせいで、雪渓が 多く、炎天下の都会とは別世界の涼しさ!で・し・た。
北穂高岳  3106m 
涸沢山荘のベランダから、涸沢の雪渓と前穂高岳を眺める。 16:50

 
  夜行バスで、上高地に到着。 青空が時折の空を見ながらの朝食。さぁ出発!と準備にかかったとたん、猛烈な雨!慌てて雨準備。雷のなる中、明神まで来て、いよいよと軒下で雨宿り。だんだん雨が止んできたので歩き出す。徳澤を過ぎた頃から、青空・・で、横尾に到着。昼食。 
さわやか信州号のバスで、
上高地に到着 5:29
さぁ出発を・・の時に突然に雨。
あわてて防水準備。 6:27 
いよいよ、上高地バスターミナルから出発。 6:44 カッパ橋にて。 梓川から靄が上がる。 6:52 
明神で雷雨。雨宿り。 7:42 徳澤への手前、雨もやみ青空が・・。 8:54 
徳澤園。 9:05 好天になってきた! 
徳澤から横尾に向かう。 9:46 
横尾への道縁に、ミヤマオミナエシの黄色が一杯!
10:16
《高山の花 センジュガンビ》
(横尾への道縁) 10:18 


横尾に到着。 10:30 記念撮影・・ 横尾大橋 11:15 

 
横尾での好天に気をよくし、横尾大橋から、いざ涸沢へ出発。  山すそを、川に沿って歩いていく。特徴のある『屏風岩』を、ぐるりと周っていく。本谷橋のつり橋を渡ってからが、だんだんと岩のある急坂が続く。いつまで登りが続くのか・・と、くたばって来たころに、涸沢の雪渓が
現れた! 今年は雪渓が、とても広い。下方まで雪渓がある。 涸沢小屋に、ようやく到着。
川に沿った道を進む。 11:21 屏風岩がそびえる。だんだんと、
ぐるりを回っていくのだ。 11:45
《高山の花 ニッコウキスゲ》 12:39 記念撮影・・本谷橋たもと。 12:47
ゆらゆら揺れて・・怖い?・・本谷橋。 12:48 本谷橋を過ぎて、キツイ登りが続く。 13:30 
こんな下流に・・涸沢の雪渓が・・。 14:51 あれが・・涸沢小屋だ! 
もう少しと、足を引きずりながら歩く。 15:41 
やっと涸沢に到着! 思いがけず広がる雪渓。 15:28

 
 涸沢小屋から、北穂高岳を目指す。南稜コースだ。 雪渓の横を登っていく。 左に入り、ジグザグの登りになると・・・お花畑だ。 カラマツ、コバイケイソウ、ハクサンフウロ、シナノキンバイ・・と、高山植物が次々に現れる。
北穂登山口。 6:40 この雪渓の横を注意しながら登っていく。 6:48
暑くなってきたので、着替え調整。
下のテントがきれい。 6:58
お花畑を登っていく。7:15
《高山の花 ミヤマカラマツ》
(お花畑に入る) 7:16 
《高山の花 ハクサンフウロ》 7:22
《高山の花 キバナノコマノツメ》 
(お花畑にて) 7:31
《高山の花 コガネギク》 
(お花畑にて) 7:45 
《高山の花 ミヤマバイケイソウ》
(お花畑にて)  7:48
岩の壁を、注意深く登っていく。
8:09

 
 お花畑の色々な花を見ながらの登りを過ぎると・・岩石が多くなり、ごろごろした岩石を歩いて(登って)いく。 鎖・はしごを越えると、ごろごろの尾根岩歩き。 北穂分岐・・北穂高岳と涸沢岳方面との分岐・・で、もうすぐ。
随分高い所まで来たなぁ、小休止。8:31 多くの岩を歩いていく。
左方先に、鎖・はしご8:41
《高山の花 シナノキンバイ》 
気品ある豪華さ! !8:52
いよいよ、鎖を登っていく。
(下を振り返る) 9:04
鎖を登っていく。 (上を見上げる) 9:05 最後は、ハシゴだ。 (下を振り向く) 9:12 
《高山の花 ツガザクラ》 9:26 《高山の花 タカネヤハズハハコ》9:26 
《高山の花 ハクサンイチゲ》 9:26 《高山の花 ヨツバシオガマ》 9:33

 
  北穂分岐をすぎると、北穂高岳・北峰はすぐ。一旦下り雪渓の階段を登る。 山頂! 
でも、周りの景色見えず。 雨が降ってきた。  記念撮影もそこそこに、小屋へと入る。
急登を、石を頼りに登っていく。  9:53 《高山の花 ベンケイソウ》 10:25
白いペンキの目印だけを頼りにして、
登っていく。 10:58
北穂分岐が見えてきた。
11:25
北穂高岳・山頂下の雪渓。 11:31
雪渓が『階段状』に細工してあるので、
そこを登っていく。 11:34
《高山の花 アオノツガザクラ》
(北穂山頂付近) 11:40 
おぉ、北穂高小屋が・・あんな所に。 11:47 記念写真・・北穂高岳・山頂 11:49 

 
 あこがれの《北穂高小屋》に来たので、景色は見えないが・・ゆっくりしようヨ。
 まずは、ワインで乾杯! コーヒーを飲んで・・・、有名な豪華夕食を頂いて・・・。
北穂高小屋は、山頂からトントンと
石段を降りていく。 11:52
突き当りが、北穂高小屋のベランダ。
11:53
登頂記念に、『キタホタカ』ブランドの
ワインがご褒美。 12:17
こちらは、コーヒーカップ。『キタホタカ』
特製で大人気。本日は品切れ。15:01
豪華な夕食。北穂高小屋の
豚しょうが焼きは、名物。 17:44
北穂高小屋・正面入り口。 18:11 
『槍』方面へのキレットを上から見た所。
怖〜。 18:12
これが・・『東南稜』からの最後のはしご。
南稜と違って、目印なし。18:14 
 
 本日は、昨日午後から降り続く雨。雨中の歩きなので、岩石のすべり、
 鎖・はしごに細心の注意を払いつつ、下山。
 涸沢小屋で暖をとり休憩の後、上高地の宿泊地へ・・無事到〜着。
雨の中を下山。 
北穂分岐を過ぎると、テント場。 6:15
濁流で、登山道は沢を
横切るような感じ。 9:21
涸沢から、恐る恐る注意深く、
雪渓を下りる。11:36
雪解けの濁流。
本谷橋を渡ってくる。 13:20 
鯨のような・・霧で囲まれた屏風岩。 14:15 上高地・西糸屋山荘 18:05