2014年4月17日 奈良県にあり、吉野山南限の山、青根ヶ峰に登った。 青根ヶ峰は、万葉の昔、吉野宮に遊んだ宮廷の歌人たちが吉野山を詠んだ歌に出てくる。吉野山南限の山ということは、大峰山脈の北端になり大峯奥駈道(山上ヶ岳から熊野へ至る道を奥駈という)逆峰(ぎゃくぶ)の入口の山である。 さくらの季節、吉野神宮駅から下・中・奥千本のさくらを楽しみ、金峯神社を越えて、「まず大峯奥駈道の入口に行きたい」という希望をかなえた。  858m
三等三角点 (青根ヶ峰) 14:19

 
吉野駅の手前、吉野神宮前駅で下車、吉野神宮へ。桜の季節だというのに人はまばら。桜の大木が満開!その先の下千本駐車場に急いでしまうのだろう。 下千本駐車場からは多くの人で混み合う。金峯山寺(きんぷせんじ)は、役行者が修業した寺として、古く飛鳥時代から修験道の聖地として有名。丁度、特別ご開帳の日だったので、蔵王権現などを見学。山岳信仰に触れる。 その後、帰りの時間の関係で、桜本坊の上から、奥千本までバスで。
地図・クリックすると大きくなります。 近鉄・吉野神宮駅。 10:02
近鉄・吉野神宮駅から出発。 10:04 ここが・・吉野神宮。 (入口) 10:21
吉野神宮の大鳥居。 10:26 吉野神宮。あそこが本殿。 10:31
吉野神宮・境内の、見事なしだれ桜 10:27
下千本駐車場。車で一杯だ。 11:02  下千本駐車場付近から、下を眺める。
桜は終わり頃。 11:09 
 

 
すらり並んだ順番を待ち、バスで奥千本へ。 金峯神社の右方の道「山上ヶ岳・西行庵」方面に向かう。途中の分岐を左折、山上ヶ岳方面へ。 西行庵・苔清水からの道と合流するが直進。山上ヶ岳と青根ヶ峰との分岐に出てくる。昔の女人結界碑がある。左折してすぐに登りだす。木段をゼイゼイと登ると、山頂。
あれが・・黒門 。 11:20 金峯山寺。特別ご開帳だったので、蔵王権現など
見物。さすが、山岳信仰が日本の宗教の
原点とわかる。 11:33
後醍醐天皇陵の案内碑がある。右へ進む。 12:39 桜本坊。 12:46
バスで奥千本へ行き、ここから
金峯神社へ向かう。 13:43
あれが、金峯神社。 13:51
西行庵・山上ヶ岳方面へ歩き出す。
 13:53
西行庵・山上ヶ岳方面へ歩き出す。
 13:53 
道端には《山の花 ミヤマカタバミ》 
13:55
右へ行くと西行庵。
大峰方面へ直進する。 14:01
平らな道を、真っ直ぐに
進んでいく。 14:08
女人結界の碑。1865年に建立。
青根ヶ峰へは左。 14:10
青根ヶ峰へ、木段を登っていく。
ふうふう。 14:12
青根ヶ峰、山頂! 14:18
《樹の花 馬酔木(あせび)》 
(青根ヶ峰・山頂付近) 14:31
青根ヶ峰から、大峰奥駈道へ下りてくる。 
14:32 


山頂から、一旦山上ヶ岳方面への道へ下り、林道を、「義経隠れ塔」「金峯神社」へ戻る。ここからは、奥・中・下千本と下りていく。途中、高城山(698m)へ登り、展望台でさくらを楽しむ。歴史ある吉野水分(みくまり)神社を見て、神社の近く、花矢倉展望台から、金峯山寺方面を眺める。花くもりではあるが、桜色があふれ、情緒がある。 中千本を経て、ロープウエイで、近鉄・吉野駅へ。 この吉野山の写真は、関西100名山「吉野山」でも、どうぞ。
《樹の花 タムシバ》  14:41 義経隠れ搭 14:58
金峯神社 (桜がきれい) 15:00 金峯神社から、下山していく。 15:05
高城山展望台から、上千本付近の桜を眺める。 15:18
由緒ある、 吉野・水分(みくまり)神社 15:37
吉野・水分(みくまり)神社の近く、花矢倉展望台から、金峯山寺方面を眺める 15:45
色鮮やかな《樹の花 ミツバツツジ》。 15:50 すでに花が散りかけの、中千本を眺める。 15:54
休憩。サクラアイスと缶ビールで乾杯! 16:07 ロープウエイで、吉野駅へ向かう。 17:15