関西100名山 千ガ峰
2008年12月15日
  兵庫県の中央部(“日本のへそ”西脇市の近く)にある、千ガ峰(せんがみね)に、一緒に登りましたね。千ガ峰は、東播磨地方最高峰。 999の谷があり、数多くの峰があったことに由来する山名だそうですが、頂上の岩座で雨乞いの仙人が降りた峰という意味が込められたとも言われている。
 関西100名山。 1005m
千ガ峰の、どっしりとした山容 (多可町・寺内付近から) 9:34

今回は、市原峠と三谷登山口に、それぞれマイカーを置き、三谷登山口から山頂へ。
山頂からは、稜線を市原峠への縦走。

登山口から山道に入り、渓流沿いに登っていく。雌滝・雄滝を見ながら登っていくと、杉林から広葉樹林に、そして杉林の中の急登となる。 次は丸太階段の急登となる。杉林を出て、少しづつ展望が開け、岩座神コースとの出合。
一番奥が、千ガ峰 (門村バス停付近から) 9:46 あそこから、左折すれば・・三谷登山口 9:49
三谷登山口手前の風車
(ハーモニーパーク上) 10:45
三谷登山口の駐車場に到着 10:55
記念撮影・・三谷登山口にて 11:00 “雄滝まで20分” 表示があり、安心 11:02
丸木橋を渡り、渓流沿いに登っていく 11:05 渓流に沿って、杉林の中を登っていく 11:12

雄滝・雌滝の表示 11:13
広葉樹の、枯葉の道を歩き、登っていく 11:29 杉の木の間から、雄滝・・ 11:18
2丈から1つになった滝・・ 11:37 高い段差の岩を登ります 11:38
杉林の急坂になります 11:47 急坂を登っていく。 
ふりむくと、視界が開けてきた 12:03

分岐点で一息入れ、山頂への登りとなる。 左側は檜林、右側は広葉樹の尾根道をひたすら登っていく。 広葉樹は、コナラ・リョウブ等なので落葉で隙間が明るく、青空が映え、枯葉の上を歩いていく。クマザサが現れ、すべりやすい急坂を登りきると、展望が開けて、山頂!
岩座神コースとの合流点・分岐に到着
12:05
リョウブ・コナラの広葉樹林の
尾根を登っていく 12:10
青空の中、コナラの多い尾根道を
登っていく。 12:11
コナラの樹林。
尾根道を、ひたすら登る 12:14
“山頂まで20分”の標識で、元気づく 12:25 道の右側には、山頂から流れる山裾が 12:29
最後の急坂・・・
両側は、クマザサ 12:36
あと少し・・と、
気力を振り絞って、急坂を登る 12:38
やった! あれで山頂だ 12:46 山頂に到着! 12:47

 山頂からは、広大な眺望、360°!  周りには、笠形山・段ガ峰などの山々が、一望でしたね。 でも、いままで青空だったのが、雲が多くなり、とたんに寒い〜。 広い山頂で、昼食。12本爪アイゼンを着けて冬登山訓練中の女性とも会えましたね。
千ガ峰・山頂風景。 北斜面には、うっすらと残り雪が 12:51
360°の展望。 北方を遠望 12:48 山頂風景。 北斜面には、残雪 12:49
360°の展望。 北西を遠望 12:51 記念撮影 千ガ峰・山頂にて 12:53

山頂で展望を楽しんだあとは、市原峠への稜線歩き。 クマザサのなだらかな、でも、すべりやすい道を展望を楽しみながら・・。 途中からは、コナラなどの木々が出て、落ち葉の上を下山で・・市原峠。 マイカーで、最初の三谷登山口・駐車場へ。 そこには、白い花芽を持ったミツマタの木が・・。冬を過ぎ、春になると、この花芽が一面に黄色くなるのです。(ミツマタは、和紙の原料)麓の加美町は、昔から“杉原和紙”の産地として有名なのでした。
千ガ峰・山頂から、市原峠への尾根道を望む。 13:34
いざ下山。 市原登山口に向って、
稜線を縦走 13:31
市原峠へ向って下山。 
振りかえって、山頂を見上げる 13:34
クマザサの稜線を、市原峠へと
下りていく 13:39
稜線縁の馬酔木(アセビ)。 
すでに花芽を持つ 13:46
稜線にも、高度下がるにつれ、
リョウブが増えてきた 13:46
千ガ峰山頂を仰ぐ。
左・馬のたてがみのようなのが檜林 14:04
稜線から見下ろすと、市原峠への
林道が、はっきり 14:06
落葉の稜線を、ゆるやかに
下っていく 14:10
記念撮影 下山時
(市原登山口にて) 14:21
ミツマタの木に花芽。 春になると黄色の花になる 
(三谷登山口・駐車場よこ)14:53