関西100名山 雲取山
2010年3月22日 春の周期的な天候。快晴なので思いついて、京都・北山にある、雲取山(くもとりやま)へ登った。東京都最高峰と同じ名前なので、懐かしい気持を感じていた山である。鞍馬から北山方面に向かい、左京区花背(はなせ)別所から登る。 山頂では私一人!快晴の山頂を独り占め!
  関西100名山。 911m
雲取山・山頂風景。 手前に、三等三角点 12:03

京都市左京区・・とは言え、鞍馬寺を越えて杉林を進むと、一挙にタイムスリップ。別所の村へ入ると、道端にお地蔵尊があり、村人がそっと手を合わせている。ひときわ目立つわら屋根の家は、2階に窓ガラスがあり雪国用のようだ。別所小を目印に山道に車を走らすと、花背スキー場跡。その上手に駐車。山道を沢に沿って登っていく。谷の水流が少なくなったところで、標識に従って、谷を離れ、右の山腹を登っていく。明るい峠が、寺山峠。
地図・雲取山 残雪・わら屋根の家・トタン屋根の家。
落ち着いた花背別所町の村風景 10:26
花背(はなせ)・別所から雲取山方面を遠望 10:26
きれいに飾られたお地蔵尊
(花背別所町の道端で) 10:27
雪国用のわら屋根がある家
(花背別所町の村風景) 10:28
花背スキー場跡を見て、
右の山道に入る 10:46
杉林の中を、谷沿いに
上っていく 10:51
道沿いには、“花背山の家”
製作の標識があり、安心! 10:54
谷の流れを、右に左に渡って、
登っていく 10:55
苔むした倒木の上に、残雪が
残っている 11:02
谷の水量が少なくなった所で、谷を離れ、
山を登っていく 11:07
山腹を巻くように登っていくと、明るい
広葉樹林が現れた 11:12
寺山峠に到着 11:13

寺山峠から下っていくと、『一の谷出合』。一の谷・谷筋を遡っていく。“渓友クラブの雲取山荘”がある。きれいな谷水。暖かい場所では若草が初々しく新緑を見せている。北西に山道を登っていくと、雲取峠。峠の向こうには、京都府大WV部の“りょうぶの小屋”。学生らしき2人が、小屋を手入れしている。あたり一面、文字通り『リョウブの樹』が多い。南西に進み、小さなコブを越えて、登ると・・・山頂である。
寺山峠から、残雪がかすかに残る道を、
一の谷出合に向かって下りていく 11:16
一の谷出合に到着。 
ここからは、右方へ雲取峠へ向かう 11:20
北へすすんでいくと、渓友クラブの
雲取山荘が現れた 11:25
雲取山荘前の流れ。 
新緑の若葉がきれい! 11:26
きれいな沢水と、暖かい気候で、
若葉が萌える 11:28
雲取峠に到着 11:45
むこうに見えるのは、京都府立大WV部の
“りょうぶの小屋”  11:46
雲取峠から南方へ向きを変え、
雲取山頂へ向かう 11:46
雲取峠。 左に、京都府立大WV部の“りょうぶの小屋”がある。 11:48
雲取山頂に向かって、ひとつのコブを過ぎる 
11:54
もう少し先が、雲取山頂 11:58


 山頂は樹林に囲まれてはいるが、落葉しているので、明るい。
 三等三角点と、“京都の自然二百選”と書かれた標識がある。
 快晴無風! 休日だというのに・・・山頂を独り占めにして昼食
雲取山・山頂風景。 手前に、三等三角点 12:03
三等三角点
(雲取山頂にて) 11:59
雲取山頂標識
(横には、京都の自然200選と書いた木標も) 11:59
記念撮影 (雲取山頂にて) 12:02 南方に、木の間から比叡山が見える 12:20

山頂から急坂を下山。 二の谷源流から谷に沿って下りていく。途中、立命館大WV部山小屋が・・・。二の谷の清流に沿って右岸・左岸と渡り歩きながら下りていくと、出合に出る。
山頂から、二の谷方面へ向かって
急坂を下山する 12:21
二の谷は、右に切れ落ちた谷 12:24
大きな岩場は巻いて下りる 12:29 二の谷に沿って下りていくと、
立命館大WV山小屋に出る 12:31
これが、立命館大WV小屋 12:33 立命館大WV小屋を過ぎ、
二の谷に沿って下りていく 12:33
きれいな二の谷・・沢の流れ 12:35 青々とした苔・・きれいな、
二の谷の流れ 12:39
きれいな、二の谷の流れ。 
ここを右岸・左岸と渡る 12:41
この二の谷の流れを、向こう岸へ
飛び渡る。 12:48

二の谷・一の谷出合からは、北方へ、一の谷を遡るように登っていく。やはり、右岸・左岸へと渡り歩く。 最初の一の谷出合に来ると、登って来た道を逆に、寺山峠・花背スキー場へと戻る。ぐるりと、清流を楽しんだ歩きだった。 
二の谷・一の谷の出合。 
標識に従って、木橋を渡る 12:51
一の谷の流れ。
木橋が崩れている 12:53
杉林の中を、一の谷に沿って登っていく 12:57 ロープに沿って、山腹を進む 13:03
一の谷出合に到着。
ここからは、来た道を戻るのだ 13:13
どこを見ても、きれいに
手入れされた杉林 13:31
登山口近くの流れ 13:36 おぉ〜、花背スキー場跡へ戻ってきた 13:45


雲取山から帰宅途中、鞍馬寺に立ち寄りました。京都はいたるところ、この
ように立ち寄りたくなる名ある寺院があるのですよね。
仁王門をくぐって770年(1240年前!)からの歴史ある鞍馬寺へ。
九十九折参道を登っていくと、“鞍馬の火祭り”で有名な由岐神社。
さらに登ると本殿金堂。
鞍馬寺 14:19 鞍馬寺・仁王門 14:20
“鞍馬の火祭”で有名な、由岐神社 14:26 正面が、由岐神社の大杉 14:28
天狗 おみくじのある、由岐神社 14:32 白梅が咲く、鞍馬寺本坊金剛寿命院 14:50