岩木山 標高1625m
津軽平野南西にそびえるコニーデ型の火山で「津軽富士」と愛称される。津軽地方のほとんどの場所から、その秀麗な姿を見ることができるため、古くから「お山」と呼ばれて敬愛された。鳥海山、岩鬼山と本峰の三峰からなるコニーデ型火山。山そのものが御神体として崇められているため、四方八方から登山道が開かれている。沢の上部には名水、錫杖清水がある。但し、初夏までは雪渓に埋まっている。山頂には岩木山神社奥宮がありお山参りの風習が残っている。ここからは八甲田山を始め下北半島や松前半島までも見える。

●周辺お薦め情報
岩木山神社
創建は宝亀11年とも延歴15年ともいわれる。広壮典雅な趣は奥日光に相応しい。
嶽温泉
岩木山の南西、スカイライン麓にある湯治場。
    嶽温泉から8合目まで津軽岩木スカイライン(4月上旬〜10下旬)が通じ、容易に
    山頂からの大展望が楽しめる
百沢温泉
岩木山神社の温泉場。近くに藩祖を祀る高照神社がある。
三本柳温泉
百沢温泉より南へ1kmほどのところにある。
湯段温泉
古くからある湯治場。黒滝渓流の近くにある。
津軽富士“岩木山”も下半身のみ 山頂 岩木山神社 奥宮
ブマ林にて 岩木神社“別名奥の日光”
あざやかなタニウツギ
2003年6月14日 岩木山
 青森の《津軽富士・岩木山》・・美しい姿を期待して行きましたが、あいにく
 雲に覆われて、見えたのは、“下半身”のみ。
 でも、優雅な雰囲気がわかりました。
 “下半身”を歩いてみると、さすが、白神山地に通じる《ブナ林》と
 霧で、東北の匂いが感じられました!
 タニウツギのピンクが、あざやか!